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「治療経過表」について

サマリーを効率的に書くためには各疾患の治療経過をまとめることが必要です。疾患の病勢を判断する時にデータには数字で表せるものと表せないものがあります。数字で表せないものはその所見を記載することにより治療経過が判定出来ます。一方、データが数字で表せるものは時間経過順に治療内容とデータの変化を表にすれば治療経過が判断しやすくなります。この表を「治療経過表」を呼んでいます。Excelの表の縦方法には時間経過を、横軸には薬剤の内容と検査データを並べます。このような表を作成することにより薬剤の効果が判定しやすくなります。ただ、数字で治療効果を判定可能な病名が沢山ある場合、例えば、高血圧症、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症などが重複している患者さんの場合、病名の数だけ、「治療経過表」を作成しなければならず、かなりの手間がかかります。そのため、当院では診療内容検索と診療経過検索というソフトをオーダーメイドで作成してもらい、使用しています。「診療内容検索」は薬剤名を記入し、検索すると、時間経過順にその薬剤名と薬用量が検索されます。一方、「診療経過検索」は病名と検索期間を指定すると病名で指定した検査データが時間経過順に表示されます。この2つのソフトがないと定期的に「治療経過表」を更新することは困難と思われます。

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